突然ですがみなさん、トップの写真の場所がどこにあるかご存知ですか?こんな緑豊かな場所、シモキタにあったっけ?という方もいるかもしれません。なんとここ小田急線の下北沢駅南西口から徒歩約1分、下北線路街の「NANSEI PLUS(ナンセイプラス)」にある「ののはら広場」なんです!いったいなぜ駅前にこんな野原が?!気になる「ののはら広場」とその向かいにある「シモキタ園藝部 ちゃや」、「シモキタ園藝部 こや」に遊びにいってみました。

一歩足を踏み入れるとまるで別世界!緑の広場「ののはら」

もともと電車が走っていた場所とは信じられないくらい緑豊かなスポット

小田急線下北沢駅南西口を出て世田谷代田駅方面にまっすぐ行くと突如現れる緑の広場。下北線路街の最終開発エリア「NANSEI PLUS」にある「ののはら広場」は2022年の夏に解放されたばかりのスポットです。北沢・代沢・代田地域のまちの植物を守り育てていくことを目的として発足された「シモキタ園藝部」が管理を行っています。

生き物だけに集中して見る、触れる体験ができる新しいスポット

公園にある草木や花は見ることはできても触ったり成長を観察したりする機会は少ないですよね。「ののはら広場」は、体ごと自然のなかに入り、植物に触れながらさまざまな発見ができる場所として作られたそうです。

入り口には今の時期に楽しめる草花の一覧が掲載されています

なかに入れば下北沢の駅前にいることなんてすっかり忘れてしまうようなのどかな世界にワープできます。トンボやチョウチョ、バッタなど虫たちが自由に飛び回り、土と草の香りに包まれる。そういえば土の上を歩いたのなんていつぶりだろう……。広場と外の通路の境には少し背の高い植物が植えてあるため、視界は一面豊かな緑。自然に没入できる場所でした。

通路は種植えの際に地元の子どもたちが自由に歩き回って作ったそうです
厄除けになると言われる茅の輪をくぐってきました
かわいらしい栗の実。秋が近づいていることを感じさせてくれます
どんぐりも発見!

普通に歩けば1周するのに1分もかからない広さですが、驚くほどたくさんの自然に出会えます。まだ緑色のかわいらしいどんぐり、ふっと視界に入ってくるチョウチョなど、なんだか懐かしい気持ちになる出会いばかりで、すっかり童心に返り入り浸ってしまいました。

「シモキタ園藝部 ちゃや」で自分だけの摘みたてハーブティーをいただきます

「ののはら広場」の向かいにある「シモキタ園藝部 ちゃや」。奥は「シモキタ園藝部」の拠点「シモキタ園藝部 こや」。

自然を満喫したところで続いてはティースタンド「シモキタ園藝部 ちゃや」へ。「ののはら広場」などでとれた野花を使ったワイルドティーと天然はちみつの専門店です。ここでは摘みとり体験つきの「フレッシュハーブティー」(L800 円、R650円)がいただけるとのことで早速オーダー!

ハーブを入れるカゴとハサミ、さらにハーブでつくられた虫除けスプレーを貸してもらえます
スタッフの方の付き添いが必要なエリア。こちらほとんどがハーブ!

「ののはら広場」にあるスタッフ専用のスペースには数十種類のハーブが!ここから味の好みや体の悩みにあわせたハーブを選んでもらい、摘みとります。最近お疲れ気味の筆者はリフレッシュ&爽やかなテイストを希望しました。

約10種類、思っていたよりたくさんのハーブを摘みとらせてもらいました

消化を助ける効果が期待されるレモンバーベナやホルモンバランスを整えると言われるセイヨウノコギリ草など約10種類のハーブを摘みとり、自分専用の特別なブレンドが完成!体験の間もハーブの効果や広場の植物の知識を教えていただき、とても楽しいひとときでした。

採れたてのハーブはきれいに洗ってお湯で抽出。他にはなにも入れません
透き通る緑が美しい!

できあがったハーブティーはレモンの爽やかな香りがふわっと広がり、一気にリラックスモードに。ハーブ以外には何も入っていないのにほんのり甘さを感じてとてもおいしかったです。さらに味変として途中でハーブを追加。ほんのりスパイシーな味わいに1種類だけでこんなに味って変わるんだ!と衝撃を受けました。飲み終わった後は、連日続く暑さと疲れが一気にふっとんだような爽快感。これはリピートして飲みたい!奥深いハーブの世界にハマりそうです。

人と緑をつなぐ「シモキタ園藝部」って?

樹名板制作。専用の機械を使って文字のところを焦がしていきます
初めてにしては上出来?!味がある作品になりました

この日は特別に「シモキタ園藝部 ちゃや」のお隣にある「シモキタ園藝部」の拠点「シモキタ園藝部 こや」にて樹名板を作る体験をさせていただきました。こちらは東北沢三角広場の樹木につけられるとのこと。ほかにもガーデニング体験や押し花体験など、自然に触れるワークショップを定期的に開催しています。興味のある方は「シモキタ園藝部」のサイトをチェックしてみてくださいね。

「シモキタ園藝部」

公式web

公式Instaram

「ののはら広場」には循環をつくるコンポストを設置

このように緑と人、人と人とが関わり合って暮らしていくために、緑のお手入れや植物の営みを活かした取り組みを行う「シモキタ園藝部」。「BONUS TRACK」や「下北線路街空き地」の植栽管理もされているとのことです。「ののはら広場」は下北沢のまちにある緑を守り育てる大切さを、子どもから大人までどんな人でも気軽に体験できるためのスポットなんですね。魅力的な場所にまたひとつ出会えて幸せな気持ちになれた今回のお散歩でした。

『世田谷区立 北沢ののはら広場』

北沢2-21

『シモキタ園藝部 こや』

北沢2-21-12
公式Web

About the Author

霜越緑

下北沢に家を買いたいライター。お酒と音楽とイケメンが好きですが、現在は生まれたばかりの息子に情熱を全振りしています。2011年に福岡(の自然豊かな地域)から上京した田舎娘は刺激的な下北沢の街に衝撃を受け、すっかり虜に。カオスな雰囲気も残りつつ、親子連れにも優しくなった下北沢の街に現在進行形で魅了されています。

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