フルタ丸講談 vol.2『八百長入門』 フルタ丸講談 vol.2『八百長入門』

フルタ丸講談 vol.2『八百長入門』シアター711にて11/29-12/2上演、チケットは10/14より発売

2023年11月29日(水)から12月2日(土)までの4日間にわたりシアター711にて、劇団フルタ丸の新作公演としてフルタ丸講談 vol.2『八百長入門』が上演されます。また、10月14日(土)10時よりカンフェティにてチケットの一般発売されます。

フルタ丸講談 vol.2『八百長入門』フライヤー表面
フルタ丸講談 vol.2『八百長入門』フライヤー表面

講談+現代劇で描くフルタ丸講談の第二弾は、
プロ野球選手の妻たちによる
本音と建て前が渦巻く八百長合戦!

《STORY
プロ野球選手の妻に選ばれし者たち。
彼女たちは集い苦労を分かち合いながらも、自らの境遇に酔っていた。
しかし、週刊誌がすっぱ抜いた八百長疑惑報道を発端に崩壊が始まる。
疑心暗鬼に陥る妻たちは互いを疑い始め、敵の敵は味方のはずが、
どこまでも敵だったりしてもう誰も何も信じられなくなっていく。

そして、彼女たちは八百長の門をくぐる。

《作・演出 フルタジュンより》
今年の夏に初めてフルタ丸講談『枡目街交差点』を上演しました。実験的な部分と面白いものができるかもしれないという予感のもと、結果として良い方向に転がりました。フルタ丸講談には世界を自由自在に広げたり畳んだりできるようなシームレスな魅力があると感じ、そういった演劇の作り方をずっと望んでいた自分としては千載一遇の出会いを得たような気持ちでいます。「講談+現代劇による演劇」をフルタ丸講談と呼んでいるわけですが、歴史ある伝統芸能に襟を正しつつも、やりたい放題の精神で臨みたいと思います。

《フルタ丸講談vol.1『枡目街交差点』劇評/劇評家 藤原央登氏より》
劇的な心情を抱えた登場人物たちが、風景と共に観客の脳内に想起させられる。優れた俳優の語りに触れた時、つかこうへいの作品は講談だと感じたことがある。小説の執筆に難航している女性作家が、タイプが異なる書きかけの2つの小説を掛け合わせる。小説の執筆=語りによって出会った2人の主人公を含め、3人の人物がそれぞれの問題に向かってゆく。フルタ丸講談 『枡目街交差点』もまた、演劇と講談の取り合わが良いことを示した。つか劇とはまた違う、講談としての演劇の魅力を今後も探ってほしい。

7月に下北沢・Half Moon Hallにて上演されたフルタ丸講談『枡目街交差点』、劇団フルタ丸の演劇でありつつも講談という演芸の手法を大胆に組み込み、今までにない演劇体験を堪能できる内容でした。そして、早くもフルタ丸講談の第2弾『八百長入門』が上演されます。

『八百長入門』もはやこのタイトルだけで白飯が食べられる勢いで、ネタの宝庫感がプンプンと漂います。しかも、プロ野球選手の妻たちが物語の主人公で、キャストは全員女性。いやいや、もう完全に作・演出フルタジュンの企てが見え隠れします。そして、八百長と講談、何という魅惑的な組み合わせでしょうか、その2つの要素にフルタ丸演劇が掛け合わされ、より進化した未知の演劇体験ができることは間違いないでしょう。

チケットはカンフェティにて10月14日10時より一般発。完売必至、ぜひお早めにご予約ください。

フルタ丸講談 vol.2『八百長入門』フライヤー裏面
フルタ丸講談 vol.2『八百長入門』フライヤー裏面

フルタ丸講談 vol.2『八百長入門』

作・演出:フルタジュン
出演:真帆・篠原友紀・大勝かおり・仁山貴恵・日下麻彩(吉祥寺GORILLA)・上田のりこ・寺田晴名
<日時>
2023年11月29日(水)~12月2日(土)
11月29日(水)19:30
11月30日(木)14:00/19:30
12月1日 (金)14:00/19:30
12月2日 (土)13:00/17:00
※受付開始は開演の40分前
※開場は開演の30分前
<会場>
シアター711 (〒155-0031東京都世田谷区北沢1-45-15)
Tel:03-6416-8914(公演期間中のみ)
下北沢駅・小田急線「東口」、京王井の頭線「京王中央口」改札から徒歩8分
<チケット>
一般 4,000円
学割 3,000円 (要証明)
※全席自由・整理番号付き・前売当日共通
<チケット取扱い>
カンフェティ 一般発売 10月14日(土)10:00開始
公式Web